ブログを更新しました『天然酵母をつかったパン』

さわやかな天候だった5月のある日曜日、自家製天然酵母をつかったパンを購入しました。
散歩の途中で休憩しながら食べたそのパンは、もっちりとしていて噛めば噛むほど味わい深いものでした。 
ふと「自分でも自家製天然酵母でパンをつくってみよう」と思い立ちましたので、そのお話におつきあい下さい。

いわいる普通のパンはイースト菌をつかって発酵させています。
イースト菌とは、自然界で存在する酵母の中でパンに適している発酵力の強いものを1種類だけ純粋培養したものです。いわばエリート集団なので、パンの発酵も短い時間でできるのです。
それに比べて自家製酵母は身の回りにある酵母を培養しているので、いろいろな種類の酵母が混ざります。発酵するのに時間はかかるものの、複雑で風味豊かな味になります。
いろいろな果物や穀物から培養できますが、今回は初心者でも挑戦しやすいレーズン酵母を培養することにしました。
一番気をつかうことは、カビがでないように使う瓶などの衛生管理をすることでした。
さらに乳酸菌が増えて酸っぱくならないように温度管理をおこない、酸素不足ならないように1日2回酵母を培養している瓶のふたをあけてあげました。
目に見えないペットを飼っているようでした。
7日間かけて酵母液をつくり、その液に粉と水を何回かにわけて加え酵母が安定するように育てます。最後はホームベーカリーに任せました。
つくり始めて9日でやっと食パンができあがりました。

自分で育てた酵母が、頑張って働いたと思うと格別な美味しさでしたよ。
・・・親バカ?
皆さんも召し上がる機会があれば、その味わい深さを体験してみてください。

研究室 西野